亜硝酸ナトリウム

こんにちは、nobuです。

食品添加物にはたくさんの種類がありますが、体に悪いとされている添加物ランキングで1位を獲得することの多い添加物の紹介です。

亜硝酸ナトリウムとは

酸化窒素ガスを水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウム溶液に吸収させて製造したものです。

別名は亜硝酸ソーダで亜硝酸Naと略記されています。食品表示に記載される場合は、発色剤(亜硝酸Na)と明記されています。

毒物及び劇物取締法で毒物に指定されており、致死量は約2gと言われています。

亜硝酸ナトリウムの役割

  • 動物性の食品に含まれる色素と結合して、食肉製品を鮮赤色に保たせる効果があります。
  • 微生物、特にボツリヌス菌の増殖を抑制します。
  • 原料肉特有の獣臭さを消し、食肉製品特有の風味である塩漬フレーバーを醸成します。
  • 食肉を長期に保存すると脂質が酸化されてフレーバーの劣化が起きますが、脂質の酸化を防ぐ効果もあります。

亜硝酸ナトリウムが含まれる食品

  • ハム、ソーセージなどの食肉製品
  • 鯨肉ベーコン
  • 魚肉ハム、ソーセージ
  • いくら
  • すじこ
  • たらこ

亜硝酸ナトリウムの危険性

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の1995年・2002年の安全評価では、亜硝酸ナトリウムの摂取と発がんリスクとの間に関連はないと報告されています。

一方で、毒性が強く食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。

食品添加物メーカーで食品添加物の開発、品質保証、申請等の業務に従事した薬学博士の中村幹雄さんが指摘する12の「要注意食品添加物」にも入っています。

まとめ

毒性が強いとされ、発がん性・うつ症状・頭痛・記憶障害などが考えられる危険性として挙げられていて、アメリカではすでにベビー用食品への使用を禁止しています。

ハムやソーセージを毎日大量に食べ続けることは困難なので、ただちに健康に悪影響を及ぼすことはないとはいえ、日々の積み重ねが、徐々に体内に蓄積されていく可能性を考えると、控えた方が良い食品添加物の1つと言えると思います。

亜硝酸ナトリウムを使用しない無塩せき(無添加)の製品も開発されていますので、ハムやソーセージを食べるのであれば、より安全性の高い食品をお選びいただくことをおすすめします。

本日も皆様が健康でいられますように!

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この記事を書いた人

はじめまして、健康に目覚めたのnobuです。
添加物についての本を読んでから、健康を意識するようになりました。
1人でも多くの方が健康でいられますよう情報を発信していきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。